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ミューレベルク原発が緊急停止 安全は確認

ベルン州ミューレベルク原子力発電で7日午前、監視システムが発電タービンにつながる蒸気管に異常を検知したため、原子炉が緊急停止した。運営する電力会社BKWによると、人や自然環境に対する危険はない。

 BKWの同日午後の発表によると、緊急停止したのは午前10時34分。「設定された通りに自動停止した」もので、原子炉は安全な状態にあるという。

 原因はまだ調査中。BKWは異常の発生をスイス連邦核安全監督局(ENSI)に届け出た。異常を除去し、ENSIの承認を得た後に稼動を再開する。

 同原発は1972年に建設された。2012年に測定器の故障で、15年に内部の水循環の調整不具合で、それぞれ緊急停止したことがある。19年に廃炉予定。

SDA-ATS

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