連邦統計局は26日、昨年の犯罪統計を発表し、刑法犯認知件数は43万9千件(前年比6.1%減)で、2012年から5年連続で減少したことがわかった。2012年比では17万件の大幅減となった。
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とりわけ窃盗や強盗、および非居住者(不法滞在者、外国人)による犯罪件数が大幅に減少した。
>>2017年の犯罪統計を見る
全体の3分の2を占める財産犯は、前年比で6%減少。自動車盗以外の窃盗は15%、詐欺は16%減少した。
増えるサイバー犯罪と公務執行妨害
一方で警察官に対する公務執行妨害の発生件数は増加し、3千件に上った。ただ、州警察署長会議外部リンクは警察の治安強化が背景にあるとみる。
サイバー犯罪も増加し、データの不正取得は9%、システムの不正アクセスは4%増加した。
非居住者による犯罪は減少
不法滞在の外国人による刑法犯の認知件数は約5%減少した。全体の79%はスイス在住の外国人とスイス人によるもの。
州警察署長会議は声明外部リンクで、統計結果を「極めて前向き」だと評価。このような犯罪率の減少は、スイスが直面する「複雑化する治安情勢」に照らせば非常に注目に値すると付け加えた。
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