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ベルンの航空会社スカイワーク経営破綻 約1万1千人に影響

スカイワーク所有機
スカイワーク所有機、2018年8月30日撮影 Keystone

スカイワーク航空(SkyWork Airline AG)が先月29日、経営破綻した。乗客1万1千人に影響が出た。スカイワークは旅客業務免許を連邦運輸省民間航空局(BAZL/OFAC)に返上し、破産手続きを始める。

 同社外部リンクは1983年に設立。ベルン・ベルプ空港を拠点とし、欧州22都市へ路線網を展開していた。Saab2000を6機所有し、従業員は約100人。業績の悪化により経営破綻のリスクが懸念されていた。

 年間30万人が利用するベルン空港の運行路線の6割を占めていたが、空港運営側は、空港が受ける影響はそれほど大きくなく、スカイワークが提供していた路線の運行再開が最優先事項だと話した。

他社による振替券

 破綻により航空券の購入者1万1千人に影響が出た。FOCAの広報ウルス・ホルダーエッガー氏によると、旅行代理店を通じてチケットを購入した場合は払い戻しを受けられる可能性が高いが、航空会社で直接購入した場合は払い戻しの手続きができない可能性がある。

 そのためFOCAは国際航空運送協会(IATA)などに救済措置外部リンクを申請。スイス航空、EasyJet、Helevetic Airways、Germania airlineの4社は13日まで、航空券の購入者に対し振替券を格安で提供している。

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