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横浜市出身。1999年からスイス在住。ジュネーブの大学院で国際関係論の修士号を取得。2001年から2016年まで、国連欧州本部にある朝日新聞ジュネーブ支局で、国際機関やスイスのニュースを担当。2016年からswissinfo.chの日本語編集部編集長。
独創的なサウンドで音楽シーンの最先端を追い求めるチューリヒ出身のドラマーで、日本にもファンが多いジョジョ・メイヤー(54)が、国内で最も優れたミュージシャンに贈られるスイス・ミュージック・グランプリ2017にノミネートされた。
ジョジョ・メイヤーは1963年、ベース奏者の息子としてチューリヒで生まれた。幼い頃からドラムに親しみ、独学で技術を身に付け、18歳でプロドラマーになった。その後は米ニューヨークに移住し、1997年にバンド「Nerve」を結成。ニューヨークを拠点に世界中で演奏している。ずば抜けたスティックワークと音楽センスが生み出す人力ドラムンベースは、多くのファンを魅了している。
ジョジョ・メイヤーのドキュメンタリー映画「Changing Time(邦題:変化する時)」では、「時」の流れに沿って現代的な芸術表現でドラマーの道を開拓し、自身が「人生の最初の半分で飛ぶことを学んだ」 と語るジョジョ・メイヤーの人生を振り返る。
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ジョジョ・メイヤー「Changing Time」
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ドラマーの最先端を行くスイス・チューリヒ出身のジョジョ・メイヤー。幼少期からドラムを演奏し、独学でドラムのテクニックを身につけた。彼の人生は、時代の流れと共に、「新しい音楽」を探求してきた。
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ジョジョ・メイヤー
ドラマー。
1963年、スイス・チューリヒ生まれ。
1981年、グループ「モンティ・アレキサンダー」に入り、ジャズを演奏。
1997年、バンド「Nerve」結成。現在は、ジョジョ・メイヤー、ジョン・デイヴィス、ジェイコブ・バーグソン、アーロン・ネヴェジーのメンバーで活動する。
独創的で卓越したドラミングで即興演奏を得意とし、イノベーションを追求するモダン・ドラマー。
2014年、米ドラム専門誌「モダン・ドラマー」の「これまでで最も優れたドラマー50人」ランキングで、37位にランクインした
・ジョジョ・メイヤーのホームページ外部リンク
・スイス・ミュージック・グランプリ外部リンク
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スイスのインディーズバンドYOKKO 音楽シーン席巻
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スイス人ラッパーGREIS、バイリンガル賞を受賞
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二言語・多文化の相互理解と共生に貢献した人物に贈られる「バイリンガル賞」の授与式が1日、ビール市で行われ、スイス人ラッパーのGREISが受賞した。GREISはスイスのフランス語圏に生まれ、数年前からドイツ語圏で活動。音楽活動では敢えてスイスドイツ語を前面に押し出している。
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スイス人と日本人デュオ、スイスの名曲をカバー
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スイスで名の知れた音楽家マニ・マッターの生誕80年を記念して先月2日、スイスで活躍する若手アーティストたちによる、マッターの名曲カバー・アルバムが発売された。その中に収められた20曲のうちの1曲は、スイス人と日本人エレクトロ・ポップ・デュオ「ティム&プーマミミ(Tim & Puma Mimi)」が日本語でカバーしている。その2人に、初の日本版マッターが誕生するまでのストーリーを聞いた。
今回発売されたマニ・マッターの名曲が収められたカバー・アルバム「Und so blybt no sys Lied(彼の曲はこうしてまだ残っている)」に収録された20曲の中の「Ds Lotti schilet (Yorime no Lotti)」を歌うのは、チューリヒを拠点にヨーロッパ各地で活躍するエレクトロ・ポップ・デュオのティム&プーマミミ。スイス人のティムさんがサウンドを担当し、日本人でボーカルのプーマミミさんが歌うこの曲は、アルバムの中で唯一、外国語でカバーされた曲だ。
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創作の源は「山の声に耳を澄ますこと」
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51歳のギタリストで小学校の音楽教師でもあるアルメンさんは、これを「ボディパーカッション」と呼ぶ。そしてこれは、単に子ども(そして大人)を興奮の渦に巻き込むだけのものではない。 「私はリズムをとても重視している。実際、音…
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