スーダンの治安情勢悪化で各国による自国民の退避が相次ぐ中、スイス連邦外務省は在ハルツームのスイス大使館を閉鎖し職員とその家族を退避させたと明らかにした。
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スイス外務省は、「複数のパートナー国の協力を得て」職員7人とその家族ら5人を無事に退避させたと発表した。
スイス職員らの国外退避には、外務省がツイッターで感謝の意を示したフランスのほか、イタリアも支援を行った。
大使館職員2人はエチオピアに、残りの職員はジブチに移動した。
外務省はswissinfo.chに対し「困難な状況下ではあるが、スーダンにいるスイス国民をできる限り支援するための活動を続けている」と書面で回答した。「スイスは、第三国やパートナー国と緊密に協力し」可能な限り国民の退避を進めているという。
軍事衝突はスーダンの首都ハルツームと西部ダルフール地方に集中している。世界保健機関(WHO)は24日までに、420人以上が死亡し、3700人以上が負傷したと明らかにした。
スイスのドイツ語圏公共放送(SRF)によると、ハルツームにあるスイス大使公邸は先週、戦闘により被害を受けた。
英語からの翻訳:大野瑠衣子
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