スイスの視点を10言語で

ジャズフェスティバル出演者発表 ジャミロクワイ、NERDら

2002年、モントルー・ジャズフェスティバルで公演したジャミロクワイ
2002年、モントルー・ジャズフェスティバルで公演したジャミロクワイ Keystone

6月29日から7月14日にレマン湖畔で開催される「第52回モントルー・ジャズフェスティバル」のプログラムが発表された。ニック・ケイヴ、ジャミロクワイ、グレゴリー・ポーター、シャルロット・ケンズブール、ファレル・ウィリアムス率いるN.E.R.Dなど大物アーティストが多数出演する。

 世界最大級の音楽祭に、今年は約120人のトップアーティストが集結。ヴァン・モリソン、イギー・ポップ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、ジルベルト・ジル、ジャック・ホワイト、ディープ・パープル、スタンリー・クラーク、ジョン・ケイル、アヴィシャイ・コーエン、チック・コリア、セラ・スー、セウ・ジョルジらが名を連ねる。フェスティバルのディレクター、マシュー・ジャトン氏は「特にストラヴィンスキー(コンサート会場のステージ)は一貫性と密度、ロック精神に長けたプログラム外部リンクに仕上がった」と話す。

 今年は大幅に収容人数を増やす。主会場となる「オーディトリアム・ストラヴィンスキー」(収容人数4千人)や中会場の「モントルー・ジャズ・ラボ」(2千人)に匹敵する規模の会場を、ホテル「フェアモント・ル・モントルー・パレス」の向かいにある「プティ・パレ」建物内に新しく設置。モントルー・ジャズ・クラブも可能収容人数350人から600人へとスペースを拡大する。

 今年の開催費用は2800万フラン(約31億円)。23万人の来場が見込まれる。1967年に3日間の日程で行われた第一回目の開催費用は10万フランだった。

おすすめの記事

おすすめの記事

今年で半世紀、モントルー・ジャズ・フェスティバルが開幕!

このコンテンツが公開されたのは、 今やジャズ・フェスティバル抜きでレマン湖畔の町モントルーを語ることはできない。それもそのはずだ。世界的に名の知れたスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルは今年で50周年を迎える。それを記念して6月に出版された写真集「50 SUMMERS OF MUSIC(50の音楽の夏)」ではこれまでの歴史がつづられている。  半世紀にわたり開催されてきたコンサートが残した写真、映像、録音テープの量は膨大だ。出版された本の数も計り知れない。これらの資料をもとに同写真集では、音楽ジャーナリストのアルナウド・ロベルトさんによって、約60人のスター達が経験したフェスティバルの様子が写し出されている。同写真集に収められた175枚の写真の多くが未公開のものだ。

もっと読む 今年で半世紀、モントルー・ジャズ・フェスティバルが開幕!
​​​​​​​

人気の記事

世界の読者と意見交換

ニュース

自転車で遊ぶ子ども

おすすめの記事

スイス政府、国際養子縁組を禁止へ

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦政府は29日、国外から子どもを迎える国際養子縁組を将来的に禁止する意向を表明した。虐待防止措置の一環としている。

もっと読む スイス政府、国際養子縁組を禁止へ
生殖治療の画像

おすすめの記事

スイス、全てのカップルへの精子・卵子提供を合法化へ 政府方針

このコンテンツが公開されたのは、 スイス政府は29日、生殖補助医療法を改正し、カップルに対する卵子提供を合法化する方針を発表した。政府はまた既婚・未婚問わず全てのカップルへの精子・卵子提供を解禁する意向を示した。

もっと読む スイス、全てのカップルへの精子・卵子提供を合法化へ 政府方針
研究施設で働くマスク姿の人

おすすめの記事

スイスに感染症情報解析センター発足

このコンテンツが公開されたのは、 感染症に関する情報を収集・解析する「病原体バイオインフォマティクスセンター(CPB)」が23日、スイスの首都ベルンに新設された。集約したゲノムデータを管理・解析し、スイスの感染対策を改善する役割を担う。

もっと読む スイスに感染症情報解析センター発足
茶色い除湿器

おすすめの記事

ETHチューリヒ、気候に優しい除湿機を開発

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)は10日、電気を使わない除湿器を開発したと発表した。壁や天井の建築材として、空気中の湿気を吸収し一時的に蓄えることができる。

もっと読む ETHチューリヒ、気候に優しい除湿機を開発
Xマークの画面

おすすめの記事

スイスでX離れ進む

このコンテンツが公開されたのは、 スイスで「X」から撤退を表明する企業や著名人が相次いでいる。

もっと読む スイスでX離れ進む
ベルジエ報告

おすすめの記事

「スイス銀行のナチス関連口座は再調査を」 歴史家ら提唱

このコンテンツが公開されたのは、 スイス最大手のUBS銀行の資料室には、第二次世界大戦中の行動に関する秘密がまだ残されている可能性がある――。過去にスイスの銀行と独ナチス政権とのつながりを調査した歴史家、マルク・ペレノード氏は、再調査の必要性を強調する。

もっと読む 「スイス銀行のナチス関連口座は再調査を」 歴史家ら提唱
整備中の飛行機

おすすめの記事

スイス航空の緊急着陸 客室乗務員の死因は酸欠

このコンテンツが公開されたのは、 スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)のブカレスト発チューリヒ便が先月オーストリアのグラーツで緊急着陸した後、客室乗務員(23)が死亡した事件で、死因は酸欠だったことが分かった。複数のスイスメディアが報じた。

もっと読む スイス航空の緊急着陸 客室乗務員の死因は酸欠

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部