男子テニスのロジャー・フェデラーと元アルペンスキー女子のフレニ・シュナイダーが、過去70年間で最も偉大な功績を収めたスイスのスポーツ選手に選ばれた。
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの「スポーツ選手大賞」は1950年から毎年開催。1年の間にめざましい活躍を見せた個人や団体を表彰する。新型コロナウイルス感染症の流行を受けた今年は、初めての試みとして、過去70年間に顕著な功績を残した個人や団体を対象に選考が行われた。過去の受賞者120人と視聴者審査員の投票によって、12人のノミネートから受賞者が選ばれた。
スポーツ選手大賞の男性部門は、グランドスラム男子シングルス優勝歴20回のロジャー・フェデラーが受賞。クロスカントリーのダリオ・コローニャ(12.8%)、元アルペンスキーのピルミン・ツルブリッゲン(11.9%)を抑えて、票の約半数(49.1%)を獲得した。
女性部門は元アルペンスキーのフレニ・シュナイダーが選ばれた。元アルペンスキーのエリカ・レイモンド・ヘス(15.9%)、元オリエンテーリングのシモーネ・ニグリ・ルーダー(15.4%)を抑えて、票の40%以上を獲得した。
ベストコーチ部門は砲丸投げで世界チャンピオンを育てたジャン・ピエール・エッガーが、ベストパラリンピックアスリート部門は車いすマラソン世界記録保持者のハインツ・フライが、ベストチーム部門はアイスホッケースイス代表チームが選ばれた。
おすすめの記事
おすすめの記事
世界最大規模の大分車いすマラソン、スイス人が優勝
このコンテンツが公開されたのは、
第38回大分国際車いすマラソン大会が18日、大分市で開催され、男子フルマラソン(T34/53/54クラス)の招待選手としてスイスから参加したマルセル・フグさん(32)が、1時間23分59秒の記録で7度目の優勝に輝いた。スイスからは他にも世界記録保持者を含む合計6人が参加した。
もっと読む 世界最大規模の大分車いすマラソン、スイス人が優勝
おすすめの記事
女子優位のクラスを出た女性は高収入の傾向 スイス調査
このコンテンツが公開されたのは、
スイス・バーゼル大と英ダラム大が小学生75万人のデータを用いて行った調査で、子どもの頃、女子生徒の方が多いクラスを出た女性はより多くの収入を得る傾向があることが分かった。
もっと読む 女子優位のクラスを出た女性は高収入の傾向 スイス調査
おすすめの記事
11月のスイスアルプス、季節外れの暖かさ
このコンテンツが公開されたのは、
スイスアルプスで、季節外れの暖かさが続いている。スイスで最も標高の高い地点にあるユングフラウヨッホでは観測史上最高を記録した。
もっと読む 11月のスイスアルプス、季節外れの暖かさ
おすすめの記事
スイスでベジタリアン・ビーガン増加 若者・高学歴に多く
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで肉食をやめる人が増えている。植物性食品を推進するスイスベジ協会(Swissveg)は30日、スイスのベジタリアンやビーガンの数は過去5年間で約40%増加したと発表した。
もっと読む スイスでベジタリアン・ビーガン増加 若者・高学歴に多く
おすすめの記事
スイスを縦断するツルが過去最多
このコンテンツが公開されたのは、
スイス鳥類研究所によると、スイスでは今季、はやくも過去最多のツルが観察されている。なかには約800羽の大規模な群れもみられた。
もっと読む スイスを縦断するツルが過去最多
おすすめの記事
「金銭目的」で自殺ほう助 スイスの裁判所が元看護師に有罪判決
このコンテンツが公開されたのは、
スイス南部ティチーノ州ルガーノの州刑事裁判所は23日、利己的な動機で他人の自殺を手助けしたとして、自殺教唆・ほう助の罪に問われた同州の元看護師の女(67)に条件付き罰金刑を言い渡した。
もっと読む 「金銭目的」で自殺ほう助 スイスの裁判所が元看護師に有罪判決
おすすめの記事
スイス、外来診療の新料金体系で合意 定額制を一部導入
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの医療機関団体は22日、外来患者向けの新料金体系を承認したと発表した。エリザベット・ボーム・シュナイダー内務相は積年の議論に決着がついたことを歓迎した。
もっと読む スイス、外来診療の新料金体系で合意 定額制を一部導入
おすすめの記事
スイス製武器の再輸出解禁案まとまる 主要政党の賛否まとまらず
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国民議会(下院)安全保障委員会は、スイス製武器の再輸出の解禁案をまとめた。武器の輸出から5年経過を条件に、ウクライナなど紛争中の第三国への再輸出を認める内容だ。ただ主要政党の間では賛否が割れている。
もっと読む スイス製武器の再輸出解禁案まとまる 主要政党の賛否まとまらず
おすすめの記事
スイスで「ニュース離れ」さらに深刻に メディア品質年鑑
このコンテンツが公開されたのは、
チューリヒ大学公共・社会研究センターが毎年まとめる「スイスメディア品質年鑑」2024年度版で、スイスでニュースを平均以下の量しか消費しない人の割合は46%と、過去最高を更新したことがわかった。スイスメディア全体の質は引き続き「良好」と評価された。
もっと読む スイスで「ニュース離れ」さらに深刻に メディア品質年鑑
おすすめの記事
アイスホッケーのスイス代表、国旗の白十字使用認められず
このコンテンツが公開されたのは、
アイスホッケーのスイス代表チームは、ユニフォームにスイスの国旗である白十字の紋章を付けることができなくなった。スイスアイスホッケー連盟(SIHF)が連邦行政裁判所に提出した申請が遅すぎたのが原因だ。
もっと読む アイスホッケーのスイス代表、国旗の白十字使用認められず
おすすめの記事
スイス、ロシアに追加制裁 輸出規制を強化
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府は16日、ウクライナに侵攻するロシアへの追加制裁を発表した。ロシアの産業・軍事・技術に必要な製品の輸出規制が強化されるほか、政党、NGO団体、報道機関がロシア政府からの寄付を受け取ることが禁止される。
もっと読む スイス、ロシアに追加制裁 輸出規制を強化
続きを読む
おすすめの記事
スイス、フェデラーの記念金貨を発行
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦造幣局は3日、スイス出身の男子テニスのレジェンド、ロジャー・フェデラー選手の記念金貨1万枚を発行した。
もっと読む スイス、フェデラーの記念金貨を発行
おすすめの記事
スイス・バーゼルの競技場を「ロジャー・フェデラー・アリーナ」に?
このコンテンツが公開されたのは、
男子プロテニスのロジャー・フェデラー(37)の地元バーゼルで、プロテニス大会の会場にも使われる競技場「ザンクト・ヤコブスハーレ」を「ロジャー・フェデラー・アリーナ」に改称しようという案を地元議員らが立ち上げた。
もっと読む スイス・バーゼルの競技場を「ロジャー・フェデラー・アリーナ」に?
おすすめの記事
スイスでフェデラーを馬鹿にするとこうなる
このコンテンツが公開されたのは、
テニスのウィンブルドン選手権でまさかの逆転負けを喫したロジャー・フェデラー。それでもスイス人にとっては世界に誇るヒーローだ。そのヒーローをスイスで馬鹿にすると、とんでもないことが起きる。(SRF/swissinfo.ch)
もっと読む スイスでフェデラーを馬鹿にするとこうなる
おすすめの記事
フェデラー、秘訣は「自己管理」 グランドスラム20冠、スイス各紙が賞賛
このコンテンツが公開されたのは、
テニスの全豪オープンは28日、男子シングルス決勝が行われ、ロジャー・フェデラー(スイス)がマリン・チリッチ(クロアチア)をフルセットの末破り、2年連続6度目の優勝を果たした。自身が持つ四大大会通算優勝最多記録の20冠を達成した。
もっと読む フェデラー、秘訣は「自己管理」 グランドスラム20冠、スイス各紙が賞賛
おすすめの記事
フェデラーが語る「僕にとっての家族」
このコンテンツが公開されたのは、
現在、男子テニスの世界ランク2位につけているロジャー・フェデラーが2日、ウィンブルドン選手権に出場する。36歳を迎えてもなお勝利にあくなき挑戦を続けるのは、家族の支えがあってこそだ。
もっと読む フェデラーが語る「僕にとっての家族」
おすすめの記事
手話の流行語大賞、「ロジャー・フェデラー」に
このコンテンツが公開されたのは、
スイスろう連盟は6日、手話の流行語大賞「サイン・オブ・ザ・イヤー」に男子テニス選手の「ロジャー・フェデラー」を選んだと発表した。フェデラー選手は連盟のサイトで、覚えたての手話を使ってファンに喜びのコメントを送っている。
もっと読む 手話の流行語大賞、「ロジャー・フェデラー」に
おすすめの記事
フェデラー、再びスイスの「スポーツ選手大賞」に
このコンテンツが公開されたのは、
ロジャー・フェデラー選手(36)が、スイスの今年のスポーツ選手大賞(男性部門)に選ばれた。フェデラー選手が選ばれるのは9回目。今年は全豪オープン戦やウィンブルドン選手権のほか、5つの男子プロテニス大会で優勝し、素晴らしいカムバックを果たした。
もっと読む フェデラー、再びスイスの「スポーツ選手大賞」に
おすすめの記事
フェデラーほどリッチになれないスイス人アスリート
このコンテンツが公開されたのは、
米経済誌フォーブズによると、グランドスラムを17回制したフェデラー選手は、2013年6月から14年6月の収入が5620万ドル(約60億円)で、テニス選手では最高額だった。 また、今年のサッカーワールドカップ(W杯)ブ…
もっと読む フェデラーほどリッチになれないスイス人アスリート
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。