道徳再武装運動(MRA)は、1946年にスイス・コーに本部を構えて以来、交戦状態にあった国々を和解させ、また国際会議を開催することでヨーロッパを再建しようと試みてきた。
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1953年にニキータ・フルシチョフがソビエト連邦(当時)の最高指導者となったことを受け、道徳再武装運動は、脱植民地化を目指す開発途上国のリーダーをコー本部に招くなどして、世界中で反共産主義キャンペーンを強化した。
2000年、会長に就任したコーネリオ・ソマルガ氏は、名称を道徳再武装運動から「イニシアティブス・オブ・チェンジ(IofCまたはIC)」に変更。現在は、異文化間の対話や平和、グッド・ガバナンスの促進に尽力している。
(写真・Initiatives of Change 文・Frédéric Burnand 翻訳・由比かおり)
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