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スイス・ダボスで21~24日に開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会外部リンク(ダボス会議)に、トランプ米大統領が出席する。
トランプ氏は昨年、政府機関閉鎖を理由に出席を取りやめた。
グリシャム大統領報道官は8日、トランプ氏が出席することを認めた。ダボス会議は世界の首脳や経済界、学界のリーダーが集まる。
トランプ氏は1日、ムニューシン財務長官を筆頭とする代表団が20~24日、WEFのためスイス入りすると述べた。代表団には商務長官、労働長官、運輸長官、米国通商代表部が含まれる。
トランプ大統領は、ともに大統領上級顧問で娘のイヴァンカ・トランプ氏、夫のジャレッド・クシュナー氏も加わると発言した。
弾劾と再選
トランプ氏がダボス入りするのは21〜22日。イランのソレイマニ司令官殺害を命じて以降、初の国際舞台に姿を現すことになる。
弾劾訴追を受けてから初の外遊でもある。弾劾訴追された大統領としては史上3人目。しかも、その問題を抱えて再選に向けた選挙活動をしているのはトランプ氏が初めてだ。
トランプ氏は、11月の大統領選挙に向け、民主党の候補者を決める最初の投票ラウンドの約2週間前に、集会を開く。
民主党が多数派を占める米下院は、トランプ氏のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。共和党が多数派を占める上院で裁判が行われる。
トランプ氏は2019年のダボス会議出席を取りやめた際、米国政府が部分的に閉鎖されたためなどと発言。民主党議員が交渉を渋っていると非難した。
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