スイス国民が2016年に食べたチーズの量は、一人当たり22.05キロで総計18万6756トン。スイスの農業団体が今月16日に発表した。
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同年のチーズ消費量は、前年に比べ6千トン増えた(一人当たり2.6%増)。スイスでは年々チーズの消費量が増えているという。
とりわけ人気のチーズは、グリュイエール、アッペンツェラー、ティルジット、ラクレットチーズ、ヴァシュラン・フリブルジョワ。比較的値段の高い羊やヤギのチーズの人気も高まっているという。
農業団体によると消費されるチーズの種類に近年変化がみられているという。過去10年間ではフレッシュチーズやクワルクの消費が年間一人当たり1.6キロ増えた(25%増)一方で、セミハードチーズの消費量は490グラムの増加に留まり、ハードチーズの消費量は680グラム減少した。
(独語からの翻訳・説田英香)
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スイス人女性よりスイス人男性の方が野菜や果物を食べる量が少なく、また、自宅で食事や料理に費やす時間が大幅に少ない。16日に発表された、連邦政府による全国規模の食生活調査結果で明らかになった。同調査は2014年1月から実施されており、今回の調査は2千人を対象に行われた。
調査結果によれば、最近の傾向として馬肉、子牛、牛肉の消費量は若干の低下を見せたものの、1週間あたりの平均食肉消費量は男性980グラム、女性570グラムで、男女全体を平均すると、政府が推奨する240グラムの約3倍にあたる780グラムだった。
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