パレスチナのイスラム過激派組織ハマスがイスラエルに対して大規模な爆撃を仕掛けたことを受け、スイス外務省は7日、ハマスを非難する声明を発表した。
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スイス外務省は7日朝、X(旧ツイッター)上で「暴力の即時停止を求める」と述べた。民間人の保護が不可欠であるとも強調した。
英国やフランス、ドイツ、イタリアなど多くの国がハマスによる攻撃を非難している。
7日朝以来、パレスチナのイスラム主義武装組織ハマスがガザ地区から数百発のロケット弾を発射。イスラエルが即時に報復攻撃を開始したため、両国で多数の死傷者が出ている
またスイスの通信社Keystone-SDAは8日、スイス連邦警察局(FEDPOL)が首都ベルンにあるイスラエル大使館と、ジュネーブにあるイスラエル総領事館の警備を強化していると報じた。
FEDPOL広報によると、連邦警察は州警察に対し必要な調整を行うよう要請した。ただ安全と警備の有効性を確保するため、詳細は明らかにしなかった。
フランスやドイツ、英国は、シナゴーグやユダヤ人学校、記念碑周辺も警備を強化している。スイスでは、宗教施設の安全に対しては原則として州警察が責任を負う。学校やシナゴーグなどの一部の施設は安全対策を講じるための助成を受けている。FEDPOLによると、2023年には19施設が助成を受けた。
英語からの翻訳・編集:ムートゥ朋子
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