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在外スイス人協会の新会長にフィリッポ・ロンバルディ氏

フィリッポ・ロンバルディ氏
ティチーノ州の元上院議員フィリッポ・ロンバルディ氏は、「第5のスイスの利益を大胆かつ精力的に守る」と述べた Keystone / Gaetan Bally

在外スイス人協会(OSA外部リンク)は20日、同組織の副会長で、元連邦議会議員のフィリッポ・ロンバルディ氏(65)を新会長に選出した。

同組織の最高機関である評議会で同日、決まった。ロンバルディ氏は選出を受け、OSAの執行委員、副会長として、また連邦議会の場で、在外スイス人の関心事について多くのことを学んできたと述べた。同氏は6年間ブリュッセルに住んだ経験もある。

ロンバルディ氏はスイスで最も著名な外交政策専門家の1人。キリスト教民主党(現・中央党)所属で、ティチーノ州選出の全州議会(上院)議員を20年間務めた。2014年に連邦議会で可決された、国外のスイス国民の権利と義務のための「在外スイス人法外部リンク」の生みの親とも言われている。

前会長のレモ・ギジン氏は名誉会長に就任する。

ロンバルディ氏は評議会で「第5のスイス(と呼ばれる在外スイス人)の利益を大胆に、そして精力的に守る」と約束。「国政では多くの理解を得たが、すべての権利と義務を持つスイス市民として真に認められるまでには、道のりはまだ長い」と述べた。

評議会は執行委員会も刷新。今期は国民党の国内議席を空席のままとしたほか、新執行委員にカルロ・ソマルーガ社会民主党議員を選出した。

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