スリランカにあるスイス大使館の女性現地職員が11月25日、一時誘拐され、見知らぬ男らから脅迫される事件があった。
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大使館側は30日、女性職員の健康状態は悪化しており、警察の事情聴取ができない状態だと述べた。大使館はこれ以上の詳細は明らかにしていない。
報道などによると、女性職員は先月25日、首都コロンボの路上で突然車内に引きずり込まれ、身元不詳の男らに脅迫された。女性職員は約2時間後に解放された。
女性職員は、スイスで難民申請したスリランカ人の携帯電話のデータを開示するよう要求されたという。
スイス連邦外務省はswissinfo.chの取材に対し、女性職員が「大使館関連情報」を開示するよう脅されたことを認めた。ただ男らが何を要求したかについては言及しなかった。
外務省のピエール・アラン・エルツィンガー報道官は「連邦は直ちにスリランカ当局へ通報した。事件に関連する状況について、即時かつ完全な調査を要求している」と述べた。
スリランカ外務省は28日に声明外部リンクを出し、「直ちに捜査を」開始したと述べた。
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