Keystone / Steffen Schmidt
アールガウ州で15日行われた住民投票で、州政府閣僚・州議会議員の解職請求権(リコール権)を認めるイニシアチブ(国民発議)が可決された。
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旧市民民主党(現在はキリスト教民主党と合併し中央党)が2019年に提起したイニシアチブで、住民投票では84.3%が賛成した。
職権乱用、健康問題などを理由に罷免が認められることになる。政府、議会(急進民主党を除く)はいずれもイニシアチブに賛成を表明していた。
アールガウ州はリコール制度を導入する10番目のカントン(州)となる。昨年11月には、ジュネーブ州が同様の制度改正を取り入れた。
州レベルのリコール制度は1848年から存在しているが、使われたのはまれ。州によっても違いが大きい。
アールガウ州は、チューリヒとバーゼルの間に位置し、26州の中で人口が4番目に多い。
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