スイス連邦政府は26日、来月4日開幕の北京冬季五輪・パラリンピックに政府関係者を派遣しないと発表した。
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政府は声明外部リンクで、国内の新型コロナウイルスの状況のほか、中国政府の感染防止規制により実質的な二国間会談や参加選手との接触が不可能になったため、とした。
閣僚は代わりに「母国でスイス代表選手を応援する」という。
北京五輪は来月4日~13日に開催。スイスからは選手約170人が出場予定。
政府は12日の閣僚会議で、7人の閣僚のうち1人が原則的にスイス代表団に同行する方向で合意していた。
政府報道官は、政治的な動機ではないとしている。
北京五輪を巡っては、新疆ウイグル自治区での人権問題などを理由に一部の国が外交的ボイコットとして政府関係者の派遣を中止。スイスでも人権団体などが同様の措置を取るよう求めていた。
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