英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションは5日、今年の世界大学ランキングを発表した。1位は英オックスフォード大(昨年1位)で、2位は英ケンブリッジ大(同4位)、3位は米カリフォルニア工科大(同2位)と米スタンフォード大(同3位)の2校だった。日本で最も順位の高い東京大は昨年の39位から大幅に順位を落とし過去最低の46位、京都大は74位(同91位)だった。
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ランキングの1~20位は、スイスの連邦工科大学チューリヒ校(10位)を除き英国、米国の大学が独占。アジア圏ではシンガポール国立大の22位が最高。中国の北京大が27位、精華大が30位だった。
スイス国内の大学では、スイスは連邦工科大学ローザンヌ校が38位、バーゼル大が95位、ベルン大が105位、ジュネーブ大が130位、チューリヒ大が136位だった。
世界大学ランキングは教育力、研究力などの指針を元に毎年発表されている。
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スイスの大学、世界ランキングでの真の実力は?
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世間も大学自身も注目する世界の大学ランキング。スイスインフォは最も歴史があり影響力を持つ世界大学ランキング3種を融合して「最高」の大学500校を算出。スイスは小国ながら8校がランクインし、さらに学費に関してはより高い競争力がある。
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連邦工科大の教授がアカハラ?「教授の圧力」に疑問符
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連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)の女性教授からアカデミック・ハラスメントを受けていたとして、複数の学生が大学側に申し出ていたことが分かった。ドイツ語圏の日刊紙NZZの日曜版が22日、報じた。
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スイスでビッグデータの研究進む プライバシー保護に課題も
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スイスの大学などが、ビッグデータを活用するための研究を進めている。複雑で膨大なデジタル情報を処理し、価値を見出す技術を構築できればスイスにとってまたとないチャンスになるが、ビッグデータが及ぼす危険性を懸念する声もある。
スイス連邦データ保護情報委員会(FDPIC)によると、ビッグデータは四つのVで定義される。四つのVはvolume(量)、velocity(速度)、variety(多様性)、value(価値)を指す。巨大なデータ情報量が、非常に速いスピードで、なおかつ様々なソースやプラットフォームによって処理されているというわけだ。
自動運転機能を搭載した車の開発に向け、リアルタイムで更新される都市の3Dモデルを作るプロジェクトがある。成功のカギはビッグデータの活用だというが、この定義を見れば納得がいく。
また、巨大なデジタル情報群を圧縮し、同時に正確な分析ができるアルゴリズムの開発プロジェクトもある。
この2件のプロジェクトは、スイス科学財団が今年
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有能な女性研究者はなぜ大学を去るのか?
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スイスにおける博士号取得者の男女比はほぼ同じだ。ところが、その先の博士研究員(ポスドク研究員)レベルでは、女性が占める割合は大きく落ち込む。そんな現状を鑑み、バーゼル大学は妊娠・出産などで研究現場を離れた女性のために画期的な復帰支援制度を取り入れた。
バーゼル大学機会均等推進局課のベアーテ・ベッケムさんは、「たくさんの有能な女性ポスドク研究員が大学を去ってしまう」と話す。
次の統計は、バーゼル大学においてこの離職傾向が顕著なことを示している。
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スイスの大学、難民対象に体験授業
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スイスの大学では学生組合が中心となって、難民が大学の授業を体験できるよう様々な取り組みが行われている。だが、スイスの大学に正式に入学するための条件は厳しく、多くの難民にとって学位の取得はまだ実現しそうにない。
ある難民は、自分がスイスに行き着くなど思ってもみなかった。彼はジンバブエを出発した飛行機の中で、自分がその国について知っていることがあるかを考えてみた。しかし思い浮かぶことはあまりなかった。
「チョコレートの国ということは知っていた」と、難民のマンボ・ムホズイェニコノさんは話す。故郷を逃れた彼は、匿名を条件に取材に応じてくれた。チューリヒ近郊に暮らし始めて7カ月が経つ。
飛行機に乗ったその日、彼はスイスで英語が通じるかどうかわからず、不安だった。
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