スイス東部シュヴィーツ州で6日夜、マグニチュード(M)4.6の地震が発生した。今回の地震はここ数年で最大規模となった。
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Earthquake, 4.6, hits Switzerland
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Eines der stärksten Erdbeben in der Schweiz
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La Suisse secouée par un tremblement de terre de magnitude 4,6
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Svizzera scossa da un terremoto di magnitudo 4,6
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Un terremoto de 4,6 sacude Suiza
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瑞士发生4.6级地震
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Швейцарию немного встряхнуло
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連邦工科大学チューリヒ校のスイス地震サービス外部リンクによると、地震が発生したのは6日21時12分ごろで、シュヴィーツ州クラウゼン峠から北東6キロの地点で観測された。震源地はグラールス州リンタールから西4キロの地点で、ドイツ語圏全域で地震の揺れを感じたという。今回の地震による大きな被害はないと見られている。
今回の地震はここ数年で最大規模。昨年スイスで観測された有感地震は31件で、長年にわたる平均地震観測回数23件と比べると明らかに多発している。昨年10月24日にはヴァレー州ロイカーバートでマグニチュード(M)4.1の地震が発生している。当時、スイス地震学サービスは、このような規模の地震は1~3年ごとに起こるとしていた。
100年以上に渡って観測されている地震
1878年、スイスでは世界初の地震観測の常設機関としてスイス地震委員会が設立され、その後、1914年に連邦当局がスイス地震サービスの運営を開始した。
今日ではスイス国内の100地点で地震観測が行われている。観測開始から100年間で観測された地震は約1万3千100件。うち1600件が有感地震だった。
(独語からの翻訳・大野瑠衣子)
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スイスの有権者たちは、本当に原発の稼働年数だけを根拠に大事故を恐れているのだろうか?以下、さまざまな研究がそうではないことを示し、大事故のリスクにはその他の多くの要因が作用すると言っている。
深刻な事故はまれか?
世界原子力協会(WNA)は、商業用原発は「きわめて安全」で、「原発施設の事故が起きるリスクは低く、また低下している」と主張する。
同協会はウェブサイトで「商業用原発は原子炉年(1基×年数)換算で累積1兆6千年間、32カ国で稼働しているが、うち原子力施設で大事故が起きたのは3件」と公表している。
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熊本地震 スイスでも刻々と報道
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熊本県で14日から断続的に発生している一連の地震について、スイス公共放送(SRF)は15日の昼のニュース番組で、被害にあった家屋の様子や無事に救出された生後8カ月の赤ちゃんの映像を放送。スイスの新聞各社も写真や動画などふんだんに使いながら、被害の状況を随時報道している。
熊本県で新たに強い地震が発生した16日も、スイスのメディア
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復興援助に翻弄される被災地
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今から10年前、巨大な津波がインド洋沿岸の国々を襲った。その後、タイのプラトン島の漁夫たちは「復興援助」という名の津波に翻弄されることになる。スイスの支援で被災地に家屋や学校が新しく建てられたが、今ではその大部分が使われぬままとなっている。被災国の「その後」を追った。
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