スイス連邦鉄道(SBB)は13日、電気自動車など鉄道以外の移動手段を組み合わせる定額運賃サービス「グリーン・クラス」の試験運用を始めた。カーシェアリングを含めた環境に優しい交通手段の利用を促す。
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「グリーン・クラス外部リンク」パスは、国内全ての公共交通手段に加え、電気自動車や電動アシスト自転車、国内に400カ所以上ある駅の駐車場と約2950台のモビリティカー(カーシェアリング協同組合が提供する車)を利用できる。
利用する鉄道の等級によって「プレミアム」(1等車両)と「コンフォート」(2等車両)の2種類外部リンクがある。料金は契約期間によって異なり、例えば「コンフォート」は3年間の継続契約で月910フラン(約10万円)。
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SBBは昨年、鉄道とBMWの電動自動車が利用できるサービス「グリーン・クラス E-Car」(2017年2月~18年2月)と「グリーン・クラス E-Bike」(17年9月~18年9月)の2つの試験運用を行った。
E-Carでは、参加者一人当たり1.5トンの二酸化炭素排出を抑制できた。人の移動による年間排出量の2割に相当する。E-Carに参加した140人の7割がサービスに非常に満足し、「引き続きサービスを利用したい」と答えた。
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