国の調査で、スイスの人口の3分の2以上が、日常生活で複数の言語を使っていることが分かった。5つ以上の言語を使う超マルチリンガルも2%弱いる。
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連邦統計局が25日に発表したスイスの言語・宗教と文化に関する調査(第2回/2019年実施)外部リンクによると、多言語話者の割合は前回調査の2014年からわずかに増えた。
15歳以上の68%は、少なくとも週に1回、親戚や同僚との会話やネットサーフィン、読書、テレビ観賞などで複数の言語を使っている。
これらの活動で1つの言語しか使わない人は32%で、14年の36%からやや減少した。高齢者ほど単一言語しか使わない人の割合が多い。
日常的に2カ国語を使う人は38%、3カ国語は21%、4カ国語は6.4%、5カ国語は1.7%だった。
移民系に複数言語を使う人の割合が多く、日常的に少なくとも3つの言語を使う人は移民1世で41%、2~3世で49%。非移民では21%だった。新しく言語を学ぶ人の動機は「仕事」が34%で最も多かった。
15歳未満の子供の33%が家で2カ国語に触れる機会があり、3カ国語以上は10%だった。人口全体では、多言語を話す世帯に住む人の割合は32%だった。
公用語と英語
スイスの4つの公用語に関しては、居住者の76%が日常的にドイツ語(スイスドイツ語は65%)、39%がフランス語、15%がイタリア語、0.9%がロマンシュ語を話す。
公用語以外でも最も普及している言語は英語で、スイス人口の45%が日常的に使っている。
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