2016年6月1日についにスイスで完成した、世界最長の鉄道トンネル「ゴッタルドベーストンネル」。スイスのトンネル史上に残るゴッタルドベーストンネルの舞台裏を、360度動画でご紹介します。
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英国出身のマルチメディア・ジャーナリスト。2010年にスイスに移住。テレビ、ラジオ、オンラインメディアでの仕事経験を持つ。ビデオジャーナリスト、写真編集者、グラフィックデザイナー、データジャーナリスト、コミュニティ・デベロッパーから成るチームを率いる。専門分野はソーシャルメディア。
イタリア出身で、子供時代をアフリカで過ごした映像制作者。今はスイスを故郷と感じる。イタリア国立映画学校で映画監督を学び、ベルリンとウィーンでドキュメンタリー編集者および監督・プロデューサーとして活躍。マルチメディアを用いた魅力的な物語を制作している。
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Into the depths of the Gotthard, in 360 degrees
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(ビデオ・Swiss Public Television SRF ナレーション・Jo Fahy外部リンク 動画一部編集・Carlo Pisani外部リンク 英語からの翻訳・由比かおり)
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鉄道用トンネルとしては世界最長の全長57キロを誇るゴッタルドベーストンネル(ゴッタルド基底トンネル)の開通まであと1年。アルプス山脈の地下深くに建設されたこのトンネルに世界中のメディアが高い関心を寄せている。スイスインフォはさまざまな国の記者たちに取材し、同トンネルへの印象を聞いた。
「長い坑道を通ってゴッタルドベーストンネルにたどり着いたときの様子を覚えている。昇降機の高さはエンパイアステートビルより高かった」と感想を話すのは、ナショナルジオグラフィックに記事を寄稿した米国人写真記者のロフ・スミスさん。
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2016年12月11日、正式に運行が開始されたゴッタルドベーストンネルは、世界最長の鉄道トンネルとなっただけではなく、最も建設費のかかったトンネルでもある。総工費数十億フランという巨額のトンネル建設プロジェクトは、これまで複数回にわたり国民投票にかけられながらも、国民に承認されてきた。このトンネルの開通はまさに、スイスの「直接民主制の奇跡」とも言えるのだ。
スイスのように直接民主制をとる国では、大規模な国家プロジェクトを実現させるのは容易なことではない。国民には常に、政府、議会の決定に対して「レファレンダム」を提起することで、その是非を国民投票にかける権利が与えられているからだ。そのような政治的背景があるからこそ、今年6月、ヨハン・シュナイダー・アマン大統領が全長約57キロのゴッタルドベーストンネルの開通を正式に宣言した際は、人々の喜びもひとしおだった。
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老朽化が進むゴッタルド道路トンネルは補修の必要に迫られている。工事の間も、南北を結ぶ重要な交通路の機能を保障するため、連邦政府は第2道路トンネルの建設を提案。だが、反対派は交通量や環境にかかる負担の増大を懸念している。この案件は2月28日の国民投票にかけられる。
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