スイス空軍のアクロバットチーム「パトルイユ・スイス(Patrouille Suisse)」が6日、誤って開催予定地の自治体から約6キロメートル離れた隣町上空でパフォーマンスをしていたことが分かった。無料紙20min.が報じた。
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スイス軍のダニエル・ライスト報道官が事実関係を認めた。
パトルイユ・スイス外部リンクはこの日、バーゼル・ラント準州ランゲンブルック上空でパフォーマンスを行う予定だった。だが編隊のリーダーが近隣のソロトゥルン州ミュムリスヴィール上空を通過する際、地上で大規模なイベントをやっているのを目にし、ここが予定地だと勘違いしたという。
ランゲンブルックでは地元出身で航空業界のパイオニア、オスカー・ビデ―さんの死後100年を悼む式典が行われていた。
ミュムリスヴィールで開催されていたのは、スイス北西部ヨーデル祭りだった。
(以下の映像は過去のものです)
ライスト報道官は「心配するほどのミスではない」とコメント。パトルイユ・スイスの機体はF5Eタイガー で、搭載するナビゲーションシステムは40年以上前のものだ。
インターネット上では「これが実戦じゃなくて良かった」などと皮肉る声も挙がったが、ライスト報道官は、同機は装備が古いためにすでに実戦から退役しており「緊急時に出動することはない」と述べた。
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