絶景が楽しめるスイスの列車
© Keystone/ Valentin Flauraud
ユーロスタット(欧州統計局)外部リンクによると、スイス人は昨年、1人当たりで平均71回列車に乗り、鉄道で2398キロメートル移動した。1人当たりの移動距離では欧州トップだ。
このコンテンツが公開されたのは、
移動距離は次点のオーストリアをはるかに上回った。オーストリアは1人当たり1481 キロ、フランスは1393 キロ、スウェーデンは1324キロ、ドイツは1182 キロだった。
列車に乗った平均回数(71回)も、次点のルクセンブルク(38回)のほぼ2倍だった。
2017年と比較すると、スイスの鉄道通勤者数はほぼ横ばい。 2017年の1人当たりの列車の平均利用回数は72回、移動距離は2463 キロだった。
スイス連邦鉄道は、列車の遅れに関する苦情に引き続き取り組んでいる。経営陣は、スイスの列車が欧州一時間に正確だと自負するが、ぎりぎりの時もあるという点は認めている。
同鉄道では今年初め、故障したドアに車掌が挟まれ、列車がそのまま走行し車掌が死亡する事故が発生している。
おすすめの記事
トランプ氏銃撃、スイス大統領「容認できない」
このコンテンツが公開されたのは、
ドナルド・トランプ前大統領が13日に銃撃された事件を受け、スイスのヴィオラ・アムヘルト大統領は「政治的な暴力は容認できない」と訴え、一日も早い回復を祈った。
もっと読む トランプ氏銃撃、スイス大統領「容認できない」
おすすめの記事
ツェルマット行き鉄道、少なくとも8月中旬まで一部区間で運休 大洪水で
このコンテンツが公開されたのは、
スイス南部を中心に発生した大規模な洪水の影響を受け、ツェルマット~ディセンティス間を結ぶマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)は、少なくとも8月中旬まで一部区間で運休するとの見通しを明らかにした。
もっと読む ツェルマット行き鉄道、少なくとも8月中旬まで一部区間で運休 大洪水で
おすすめの記事
スイスが対ロシア制裁リストを拡大
このコンテンツが公開されたのは、
スイスは対ロシア制裁リストを拡大した。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続いていることを受け、欧州連合(EU)が決定した変更を採用した。
もっと読む スイスが対ロシア制裁リストを拡大
おすすめの記事
AIによる失業懸念、スイスは最低
このコンテンツが公開されたのは、
人工知能(AI)は日々の仕事に影響を与えている。スイスでは、多くの人たちが仕事を含めAIを使っているが、この新しいテクノロジーのせいで仕事を失うと心配している人は比較的少ないことが最新の調査で分かった。
もっと読む AIによる失業懸念、スイスは最低
おすすめの記事
核兵器禁止条約への加盟求めスイスで署名集め開始
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの市民団体「核兵器禁止を求める同盟」は、国連核兵器禁止条約への加盟を求めるイニシアチブ(国民発議)を立ち上げた。必要な署名が集まれば国民投票が実施される。
もっと読む 核兵器禁止条約への加盟求めスイスで署名集め開始
おすすめの記事
スイス民族衣装祭りに観光客10万人
このコンテンツが公開されたのは、
スイス・チューリヒで6月28~29日、連邦民族衣装祭りが14年ぶりに開催され、延べ約10万人の観客が訪れた。
もっと読む スイス民族衣装祭りに観光客10万人
おすすめの記事
クレディ・スイスのスイス法人が消失
このコンテンツが公開されたのは、
スイス二大銀行だったUBSとクレディ・スイスの現地法人の合併が1日、完了した。今後スイス国内でも「クレディ・スイス」の看板撤去が進むことになる。
もっと読む クレディ・スイスのスイス法人が消失
おすすめの記事
スイス人の平均寿命、過去最高に 男性は82.2歳
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの平均寿命は2023年時点で女性85.5歳、男性82.2歳と、過去最高記録を更新した。
もっと読む スイス人の平均寿命、過去最高に 男性は82.2歳
おすすめの記事
連邦内閣、マルティン・シュレーゲル氏をスイス中銀新総裁に任命
このコンテンツが公開されたのは、
連邦内閣はスイス国立銀行(SNB、中銀)の新総裁に予想通りマルティン・シュレーゲル副総裁を任命した。ペトラ・チュディン氏が新たな理事会メンバーとなる。
もっと読む 連邦内閣、マルティン・シュレーゲル氏をスイス中銀新総裁に任命
おすすめの記事
職場のワンコ、従業員の満足度を向上 スイス調査
このコンテンツが公開されたのは、
犬は職場の雰囲気を良くし、飼い主だけでなく他の従業員にとっても良い影響を与える――スイスの労働者を対象に実施された調査は、職場に犬がいることの効用を強調する。
もっと読む 職場のワンコ、従業員の満足度を向上 スイス調査
続きを読む
おすすめの記事
トーマス・クックがスイスにもたらした「革命」
このコンテンツが公開されたのは、
世界最古の旅行代理店であるトーマス・クックが破産した。スイスを一大観光地に仕立て上げた功績者の消滅に、スイス人も少なからず衝撃を受けている。
もっと読む トーマス・クックがスイスにもたらした「革命」
おすすめの記事
スイス鉄道、「時間通りで安全」は本当?
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦鉄道(SBB)は欧州の旅客輸送で最も効率的な鉄道とされる。だが不満の声がないわけではなく、いつまで高評価が続くかは分からない。
もっと読む スイス鉄道、「時間通りで安全」は本当?
おすすめの記事
在住外国人がスイスを評価「景色はきれいだけど人が冷たい」
このコンテンツが公開されたのは、
国外在住者が居住先の国を評価する2019年の「住みやすい国ランキング」で、スイスは38位と今年も振るわなかった。前年から6つ順位を上げたが、「スイス人は冷たい」など悲観的な意見が目立つ。
もっと読む 在住外国人がスイスを評価「景色はきれいだけど人が冷たい」
おすすめの記事
世界で最も急勾配のケーブルカー ルツェルン近郊に開業
このコンテンツが公開されたのは、
スイス中部・シュヴィーツ州のシュトース(Stoos)で16日、勾配角度が最大110%のケーブルカーが開業した。水平方向に100メートル進む間に高さ110メートルを上り、世界で最も勾配が急な路線となった。
もっと読む 世界で最も急勾配のケーブルカー ルツェルン近郊に開業
おすすめの記事
ツェルマット周辺で落石、山岳鉄道の一部路線が運休
このコンテンツが公開されたのは、
マッターホルン登山の拠点の町ツェルマット周辺で12日夜、落石が発生し、13日午後現在で山岳鉄道の一部路線が運休している。
もっと読む ツェルマット周辺で落石、山岳鉄道の一部路線が運休
おすすめの記事
スイス連邦鉄道、国際夜行列車が復活?
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦鉄道が、国際夜行列車(寝台列車)の再導入を検討している。昨今の気候保護運動の中で、短距離フライトの環境に与える悪影響が取りざたされ、列車の旅に再び注目が集まっている。
もっと読む スイス連邦鉄道、国際夜行列車が復活?
おすすめの記事
物価の高いスイス 節約術教えます
このコンテンツが公開されたのは、
スイスは物価が高い。それは周知の事実だ。でも、バーゲンなどを利用すればお得に買い物ができる。スイスで出費を抑えるにはどうしたらいい?スイスインフォが読者から寄せられた、とっておきのヒントを紹介する。
もっと読む 物価の高いスイス 節約術教えます
おすすめの記事
煩わしい税関手続き、アプリでこんなに簡単に
このコンテンツが公開されたのは、
スイスに入国するとき、税関の申告書類に記入したり、窓口に並んだりするのは骨が折れる。それを簡素化したのが、スイス連邦事務局(FCA)の無料スマートフォンアプリ「QuickZoll」だ。
もっと読む 煩わしい税関手続き、アプリでこんなに簡単に
おすすめの記事
スイス鉄道 格安価格クラスを再導入?
このコンテンツが公開されたのは、
連邦鉄道も飛行機のエコノミークラスのように「集客人数を最大限にした格安の座席」を導入すべきだという。格安クラスの座席は1列5人掛けが提案されたと日曜紙NZZ・アム・ゾンタークが10日明らかにした。 同調査は、鉄道が将来、…
もっと読む スイス鉄道 格安価格クラスを再導入?
おすすめの記事
交通
このコンテンツが公開されたのは、
スイス人にはカーマニアが多い。しかし、スイスは日本に次いで最も頻繁に鉄道が利用されている国で、公共交通インフラは各地の隅々まで整備されている。 一方、車の所有率も老若男女を合わせた全国民の2人に1台と高い。新車の購入台数…
もっと読む 交通
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。