ロシア西部カザンで22~27日に開催された国際技能競技大会で、スイス代表チームは金メダル5個を含む16個、日本チームは金メダル2個を含む11個のメダルを獲得した。
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第45回国際技能競技大会外部リンク(通称「技能五輪国際大会」)は27日閉会し、スイス代表チームは金メダル5個、銀メダル5個、銅メダル6個を獲得した。
スイス代表の金メダル獲得者は以下の通り。
- マルティナ・ヴィックさん(レストランサービス部門)
- ソニヤ・デュラーさん(洋菓子製造部門)
- レナート・マイアーさん(タイル張り部門)
- フロリアン・バウムガートナーさん(電工部門)
- マリオ・エンツさん、ファビアン・ホデルさん(造園部門)
※全ての結果発表はこちら外部リンク
メダル獲得総数の国別順位でスイスは3位だった。1位は中国、2位は韓国だった。スイス代表は過去最高の成績を記録した前回の2017年アラブ首長国連邦アブダビ大会に続き、上位3カ国に入ることを目標としていた。
国際技能競技大会は2年に1度、世界のさまざまな国で開催される。競技種目は美容・理容から建具、電子機器、建築大工など幅広く、若者は世界一を目指し、モノづくりの技を競う。今年は世界63カ国から約1600人が出場した。
スイス代表チームは22歳以下の41人が競技職種39種目に参加。(2人1組のチームも含める)合計18人がメダルを獲得した。他の13人は敢闘賞を受けとった。
スイス代表が強豪国として注目していたのは、中国、韓国、ブラジル、フランス、ロシアだ。
スイス代表の一人リコ・キオッカレーリさんは、「ロシアや中国のような世界的に勢いのある国は、この大会で勝利を収めるために懸命な努力を重ねてきたことがわかった」と話し、「なおさらスイス代表が収めた素晴らしい成績を高く評価したい」と続けた。
大会開催中、スイス代表が厳しい戦局を迎えると、スイス国内の技能競技大会「スイススキルズ」の会長を務めるレト・ヴィスさんは、スイス代表チームの熱意や精巧な仕事ぶりを称賛しつつも、優秀な他のチームとの厳しいトップ争いになるだろうとコメントした。
大会にはスイスから何百人もの応援団が参加し、大会初日にはギー・パルムラン連邦経済・教育・研究相も応援に駆け付けた。
次回は2021年に中国・上海で開催予定。
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