スイスのカウンセリングセンターによると昨年、肌の色、民族、宗教を理由に差別を受けたという報告が278件あった。2017年に比べ10%減った。
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8日発表された報告書外部リンクによると、減少の要因は様々という。
調査を実施した連邦反人種差別委員会と人権団体humanrights.ch外部リンクによると、差別を受けた場所は過去の統計と同様、職場や学校、保育所、社会人向け教育機関が目立った。
差別の内容は、言葉による虐待が多かった。動機別では、「外国人嫌い」が最も多く、「有色人種に対する敵意」が続いた。
データはスイス国内にある24カ所のカウンセリングセンターに寄せられた報告をまとめた。
寄せられた報告のうち、実際に調査したのは278件。十分な証拠がないものが108件、人種差別が立証できないとしたものが27件、被害者から報告を受けたが調査権限がないものが59件だった。
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