スイスで同性婚が合法化されてからの6カ月間で、749組のカップルが結婚した。また2234組がパートナーシップ登録から法定婚に切り替えた。
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは2021年の国民投票で、同性婚を合法化する民法改正案が64%の賛成で可決され、2022年7月1日に法律が施行された。
おすすめの記事
おすすめの記事
同性婚合法化を可決 スイス国民投票
このコンテンツが公開されたのは、
スイス有権者は9月26日の国民投票で同性婚合法化案を可決。キャピタルゲイン課税案「99%イニシアチブ」を否決した。
もっと読む 同性婚合法化を可決 スイス国民投票
それ以前は、法定婚に準ずる権利が得られるパートナーシップ登録しかなかった。
おすすめの記事
結婚
スイスでは18歳以上の人に結婚する権利があり、同性婚も合法だ。
もっと読む 結婚
連邦統計局の発表によると、2022年に結婚した同性カップル749組のうち、半数強(394組)が男性だった。地域別では、3分の2がチューリヒ、ジュネーブがあるレマン湖周辺、首都ベルン周辺だった。
パートナーシップ登録から法定婚に切り替えたのは男性カップルの方が多く、全体の約60%を占めた。
性別の変更
連邦統計局は、2022年に戸籍上の性別を変更した人の数も公表。1171人が戸籍役場で性別変更を申請した。女性よりも男性が53%とわずかに多かった。また、半数以上が15~24歳だった。
2022年1月1日以降、スイスに居住する人で、戸籍上の性別を変更したい人は、裁判所に出向く必要がなくなった。性的マイノリティであるトランスジェンダーとインターセックスの人々は、戸籍役場で直接、名前と性別を変更できるようになった。ただ法律上の性別は、男性と女性の2つしかない。
おすすめの記事
おすすめの記事
同性婚が可能に 2022年にスイスで施行する法律
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで2022年1月1日から施行される法律には、どんなものがあるのだろうか。
もっと読む 同性婚が可能に 2022年にスイスで施行する法律
英語からの翻訳・宇田薫
おすすめの記事
スイス、国際養子縁組を終了へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府は29日、外国籍の子どもの養子縁組を終了する意向を表明した。虐待防止に向けた対策としている。
もっと読む スイス、国際養子縁組を終了へ
おすすめの記事
スイス、全てのカップルへの精子・卵子提供を合法化へ 政府方針
このコンテンツが公開されたのは、
スイス政府は29日、生殖補助医療法を改正し、カップルに対する卵子提供を合法化する方針を発表した。政府はまた既婚・未婚問わず全てのカップルへの精子・卵子提供を解禁する意向を示した。
もっと読む スイス、全てのカップルへの精子・卵子提供を合法化へ 政府方針
おすすめの記事
スイスに感染症情報解析センター発足
このコンテンツが公開されたのは、
感染症に関する情報を収集・解析する「病原体バイオインフォマティクスセンター(CPB)」が23日、スイスの首都ベルンに新設された。集約したゲノムデータを管理・解析し、スイスの感染対策を改善する役割を担う。
もっと読む スイスに感染症情報解析センター発足
おすすめの記事
ETHチューリヒ、気候に優しい除湿機を開発
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)は10日、電気を使わない除湿器を開発したと発表した。壁や天井の建築材として、空気中の湿気を吸収し一時的に蓄えることができる。
もっと読む ETHチューリヒ、気候に優しい除湿機を開発
おすすめの記事
スイスでX離れ進む
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで「X」から撤退を表明する企業や著名人が相次いでいる。
もっと読む スイスでX離れ進む
おすすめの記事
スイスの研究者、キノコで発電する電池を開発
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの研究者たちが、キノコで発電する電池を開発した。農業や環境研究に使われるセンサーに電力を供給できるという。
もっと読む スイスの研究者、キノコで発電する電池を開発
おすすめの記事
ジョンソン・エンド・ジョンソン、スイスでの人員削減を計画
このコンテンツが公開されたのは、
米ヘルスケア大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、スイスでの人員削減を計画している。
もっと読む ジョンソン・エンド・ジョンソン、スイスでの人員削減を計画
おすすめの記事
「スイス銀行のナチス関連口座は再調査を」 歴史家ら提唱
このコンテンツが公開されたのは、
スイス最大手のUBS銀行の資料室には、第二次世界大戦中の行動に関する秘密がまだ残されている可能性がある――。過去にスイスの銀行と独ナチス政権とのつながりを調査した歴史家、マルク・ペレノード氏は、再調査の必要性を強調する。
もっと読む 「スイス銀行のナチス関連口座は再調査を」 歴史家ら提唱
おすすめの記事
スイス航空の緊急着陸 客室乗務員の死因は酸欠
このコンテンツが公開されたのは、
スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)のブカレスト発チューリヒ便が先月オーストリアのグラーツで緊急着陸した後、客室乗務員(23)が死亡した事件で、死因は酸欠だったことが分かった。複数のスイスメディアが報じた。
もっと読む スイス航空の緊急着陸 客室乗務員の死因は酸欠
おすすめの記事
ユングフラウヨッホ、2024年の来場者が100万人を突破
このコンテンツが公開されたのは、
ユングフラウ鉄道グループは、ユングフラウヨッホの2024年の来場者が105万8600人となり、2015年以来6度目の100万人の大台を超えたと発表した。
もっと読む ユングフラウヨッホ、2024年の来場者が100万人を突破
続きを読む
おすすめの記事
スイスで同性婚が合法に 初の同性カップル誕生
このコンテンツが公開されたのは、
1日からスイスでも同性婚が合法化され、ようやく大半の欧州諸国と足並みを揃えた。swissinfo.chは、結婚を決めた同性カップル2組に話を聞いた。
もっと読む スイスで同性婚が合法に 初の同性カップル誕生
おすすめの記事
LGBTQへのヘイトクライム、スイスで増加
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは2021年、相談窓口に寄せられたLGBTQヘイトクライム(憎悪犯罪)の報告件数が5割増加した。
もっと読む LGBTQへのヘイトクライム、スイスで増加
おすすめの記事
同性婚の合法化 スイス人は国民投票でどう決断する?
このコンテンツが公開されたのは、
欧州諸国の多くが既に議論・決着済みの同性婚合法化に、スイスがようやく結論を出す。9月26日の国民投票では、紆余曲折を経た合法化案が国民の手によって最終審判を受ける。
もっと読む 同性婚の合法化 スイス人は国民投票でどう決断する?
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。