スイス集中治療医学会(SSICM)によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかり、集中治療を受けた患者の約4割が60歳未満だった。
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ドイツ語圏のスイス公共放送外部リンク(SRF)が報じた。これらの若い患者のうち、3分の1以上が糖尿病や高血圧などの基礎疾患がなかった。これらの基礎疾患を持つ人は新型肺炎が重症化しやすい高リスク群に分類されている。
SSICMのアンティ・ハイセ副代表は「集中治療室に入った大多数の患者、これは年齢の比較的若い層もそうだが(治療は)長いプロセスだ。集中治療室を出ても通常病棟で一定期間過ごさなければならない。治療が終われば仕事復帰、と簡単にはいかない」と語った。
しかし死亡率は年齢によって異なり、高齢層で高かったという。
スタッフの感染
ドイツ語圏の日曜紙ゾンタークス・ツァイトゥング外部リンクによる国内病院の調査では、5月中旬までに病院の医師と看護師の間で2100人の陽性者が出た。病院スタッフの感染率は約2%程度にとどまった。
最も影響が大きかったのはフランス語圏の病院で、感染者が他地域よりも多かった。ほとんどの場合は重症化しなかった。
同紙は国内の病院20カ所、スタッフ約10万人を対象に調査を実施した。
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