ウエリ・シュテック~生死の稜線上で~②
シュテックの死から2年が経った2019年、長年の友人で写真家・登山家のロベルト・ベッシュはネパール・カトマンズにいた。そこへ一人の青年が現れる。
ベッシュを訪ねてきたのは、ドイツ人のプロ登山家、ダービット・ゲットラーだった。彼もまた、シュテックの良き友人として、シュテックと多くの時間を過ごした。
ゲットラーは友人の死後も、山に登り続けている。シュテックの登攀技術を「ただただ、すごかった」というゲットラー。ともに山を登った人間だから分かる、シュテックのすごさとはー。
(敬称略)
「ウエリ・シュテック~生死の稜線上で~」
2020年5月21日にドイツ語圏のスイス公共放送で放送されたスイス人登山家ウエリ・シュテックのドキュメンタリー番組(約1時間35分)。
2017年春にエベレストで滑落し、40歳の若さで亡くなったシュテック。人間離れした登山スピードと卓越した登攀技術から「スイスマシーン」と呼ばれ、数々の新記録を打ち立てた。番組ではそんなシュテックの半生を本人や家族、友人のインタビューと共に振り返る。
スイスインフォでは同番組を5分ずつに分け、日本語字幕付きで水・土曜日の週2回配信する。
※日本語字幕付きで視聴される方は、画面の字幕設定をオンにしてご覧ください。
おすすめの記事
ウエリ・シュテック~生死の稜線上で~①
(本文&独語からの翻訳・大野瑠衣子 )
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。