スイス北東部のゼンティス山頂で6日未明、オーロラが観測された。
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スイス気象台(メテオ・スイス)によると、午前1時50分ごろ、カメラが雲の切れ間に色とりどりの光を観測した。
メテオ・スイスはX(旧ツイッター)の投稿外部リンクで、スイスでオーロラが観測されたのは2023年11月5日以来だと発表した。
アルプス地方でオーロラが発生するのは珍しいという。
オーロラは、太陽表面の大規模な爆発現象「太陽フレア」で放出された、電子と陽子から成るプラズマ粒子(太陽風)が地球の高層大気とぶつかって光る現象だ。通常は北極や南極付近の緯度の高い場所で数時間にわたり観測される。
緑色のオーロラは大気高層の酸素との相互作用によって生じることが多く、赤や紫の色は窒素との相互作用によって生じることがある。
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英語からのGoogle翻訳:ムートゥ朋子
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