スイス連邦議会は11日、ザンクト・ガレン出身のカリン・ケラー・ズッター副大統領兼財務相(急進民主党、60歳)を新大統領に選出した。新副大統領にはギー・パルムラン経済・教育・研究相(国民党、65歳)が選ばれた。
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全投票数は232票で、有効投票203票のうち168票を獲得した。23票は白紙、6票は無効だった。35票は他の閣僚に投じられた。任期は2025年1月1日から1年間。
スイスは7人で構成する内閣の閣僚が毎年、交代で連邦大統領を務める「輪番制」を取る。そのためスイスの大統領選挙は一般的に形式的なものとみなされているが、国会議員が連邦内閣のメンバーに対する賛否を表明する場となる。
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過去10年間、各大統領は平均して議会から178票を獲得している。ケラー・ズッター氏は168票と平均以下だったが、ヴィオラ・アムヘルト氏(2024年大統領)やアラン・ベルセ氏(2023年)、イグナツィオ・カシス氏(2022年)など、ここ数年は軒並み平均を下回っている。
ここ数十年で獲得票が最も多かったのは2019年の大統領を務めたウエリ・マウラー氏の201票だった。最も少なかったのは2011年のミシェリン・カルミ・レ氏の106票だった。
新副大統領はギー・パルムラン経済相が務める。有効投票219票のうち196票を獲得した。パルムラン氏は2015年12月に新閣僚に選出され、国防・国民保護・スポーツ相に就任した。2019年からは経済・教育・研究相を務める。
英語からのDeepL翻訳:大野瑠衣子
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