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スイスとフランス、新携帯兵器取り締まり政策を提案

スイスとフランスは、小銃、ピストル、手榴弾など携帯兵器の流通を辿りやすくするため、全世界で製造される携帯兵器に通し番号と製造日を記載するという取り締まり案を発表した。世界では毎年50万人が携帯兵器で殺されるという。

16日発表された計画案は、携帯兵器に製造過程で識別印をつけるというもの。また、製造国には保管記録を義務付ける。適切な記号のない武器は全て刻印するか破壊しなければならない。

この新取り締まり政策案は、7月に予定されている携帯兵器問題に関する国連会議を前に発表された。が、多くの詳細の規定が必要なため、実施はきわめて困難だという懸念もある。

携帯兵器とは、小銃、手榴弾、迫撃砲、ライフル銃、機関銃、対戦車砲などで、500万ほどの兵器が出回っていると推定される。国連によると、これらの兵器で毎年30万人が武力闘争で、また20万人が殺人、事故、自殺などで命を落としている。

専門家らはスイス・フランス案の難点は、兵器の足跡を辿るためのグローバルシステムをどのように設定するか、また現曹キる全ての無印の兵器をどうやって所在を突き止め破壊するかという点にあるという。

今日製造されるほとんどの兵器は記載があるが、保管記録システムはほとんどの国で不適切または総ンしない。

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