ペルー、スイスにモンテシノス口座に関する司法協力を要請
スイス司法当局は、ペルーからブラデイミロ・モンテシノス前国家情報局顧問に関する調査で司法協力要請を受けた。(写真:軍幹部と話すモンテシノス前国家情報局顧問 昨年6月。)
スイス司法当局は、ペルーからブラデイミロ・モンテシノス前国家情報局顧問に関する調査で司法協力要請を受けた。(写真:軍幹部と話すモンテシノス前国家情報局顧問 昨年6月。)
連邦司法・警察省は、ペルーから2回にわたって司法協力要請があったことを発表した。フォルコ・ガリ司法・警察省報道官によると、昨年12月5日にペルーからモンテシノス氏に関連する不法麻薬取引とマネーロンダリング疑惑調査の最初の司法協力要請があり、3週間後に不正蓄財調査に関する司法協力要請があった。双方の件に関してペルー当局は、銀行その他スイス国内のモンテシノス氏が保有する口座に関連する全ての書類を明らかにするようスイスに要請している。
チューリッヒ司法当局は、ロシアとの武器取引に関わるものだと思われるモンテシノス氏に関連する少なくとも9つの口座、総額7、000万ドル(1億1、300万スイスフラン)の資産を凍結した。
モンテシノス氏は昨年9月ペルーを出国して以来、潜伏している。
JTI基準に準拠
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。