仏警察 ビンラディン異母兄宅を捜査
オサマ・ビンラディン氏の異母兄でスイス国籍を持つジュネーブ在住の実業家イェスラム・ビンラディン氏の南仏カンヌの別荘が20日、仏警察によって立ち入り捜査を受けた。仏当局は昨年12月からイェスラム氏が経営する投資会社をマネーロンダリング容疑で捜査している。
イェスラム・ビンラディン氏が経営するジュネーブの投資会社サウディ・インベストメント・カンパニー(SICO)は、オサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカイダに資金を送金する役目を果たしていたとして仏当局の取り調べを受けているが、イェスラム氏はオサマ氏とは一切連絡を取り合っていないと一貫して容疑を否定している。イェスラム氏は1985年からジュネーブに在住。敷地7000�Fのカンヌの別荘は、97年に購入された。
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