元連邦大臣に旭日大綬章
日本政府は11月3日、日スイス両国の良好な経済関係に大きく貢献したジョゼフ・ダイス元連邦大臣の旭日大綬章受章を発表した。
日本とスイスの経済的な友好関係は140年前までさかのぼる。世界で2番目に大きい国民経済を成す日本は、現在、スイス経済にとって非常に大切な取引国となっている。
自由貿易協定を牽引
ダイス氏は2003年から2006年までスイスの経済大臣を務めた。連邦経済省(EVD/DFE)の発表によると、「ダイス氏は連邦大統領を務めていた2004年に訪日し、両国の自由貿易協定と経済連携に関する交渉の開始に尽力した。今年9月の合意に続き、来年には協定調印が行われる予定」だ。
また、元在日スイス商工会議所会頭で茶人としても知られるジュネーブ在住のフィリップ・ニーゼル氏も、旭日中綬章を受章した。勲章伝達式は、スイスで行われることになる。
swissinfo、外電
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