スイスにも、列車の撮影に情熱を注ぐ「撮り鉄」がいる。蒸気機関車を追いかける2人の「撮り鉄」を追いかけてスイスを縦断した。(SRF/ swissinfo.ch)
このコンテンツが公開されたのは、
スイス東部のトゥルボ鉄道 で運転士として働くクリスティアン・フラウエンクネヒトさんは、プライベートの時間も撮り鉄だ。
今回、フラウエンクネヒトさんは、友人のアンドレアス・ゲルバーさんと一緒に、2台の蒸気機関車を追いスイスを縦断した。
ゴッタルドベーストンネル開通を記念する車両展示会に向けて、A3/5 形705号機と5/6C形2978号機の蒸気機関車がティチーノ州へと移動している。この2台はスイス連邦鉄道(SBB/CFF)の歴史的コレクションだ。
クラシックの急行蒸気機関車A3/5 形705号機は、SLM社によって製造された。スイス連邦鉄道は、1909年までこのタイプの蒸気機関車を111台保有していた。
5/6C形2978号機は、重量の貨車を運んだり山岳鉄道として使うために考案された最後の標準ゲージ蒸気機関車で、スイス連邦鉄道に納品された。
2017年から、ゴッタルドベーストンネルで客車の運行が開始される。スイス連邦鉄道は、旧ゴッタルド山岳鉄道を利用した観光客向け蒸気機関車の運行を検討中だ。
続きを読む
おすすめの記事
ゴッタルドベーストンネル 乗客数が3割増
このコンテンツが公開されたのは、
ゴッタルドベーストンネルの運用開始から丸1年。全長57キロメートルを誇る世界最長の鉄道トンネルのおかげで、アルプス南北を結ぶルートを利用する乗客数や物流量は大幅に増加した。また、ドイツとイタリアは更に近くなった。
もっと読む ゴッタルドベーストンネル 乗客数が3割増
おすすめの記事
世界最長の鉄道トンネル、スイスで開通 世界のメディアが大きく取り上げる
このコンテンツが公開されたのは、
世界最長の鉄道トンネル「ゴッタルドベーストンネル」の開会式が行われた1日、世界のメディアがこれを大きく取り上げた。スイスの誇る技術とプロフェッショナリズムが賞賛される一方、難民問題によって各国の内向性が進む「欧州分裂」のような時代に、欧州を結ぶこのアルプスの鉄道トンネル開通の意味を問いかけている。
もっと読む 世界最長の鉄道トンネル、スイスで開通 世界のメディアが大きく取り上げる
おすすめの記事
数字で見る新ゴッタルドベーストンネル
このコンテンツが公開されたのは、
完成までに要した月日は17年。2016年6月1日の開通式まで1カ月に迫った。式典にはスイス国内外から首脳、閣僚、国会議員、国際団体代表が参加を予定している。 アルプス縦断鉄道の主要路線となる同トンネルの長さは世界最長…
もっと読む 数字で見る新ゴッタルドベーストンネル
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。