スイスパビリオンで一休み。エキスポ2000
ドイツ・ハノーバーで開催中のエキスポ2000。スイスパビリオン「スイス サウンド ボックス」には、他のパビリオンにあるような、大音響のビデオショーやマシンがなく、ビジターは静かな空間で一息つける。
ドイツ・ハノーバーで開催中のエキスポ2000。スイスパビリオン「スイス サウンド ボックス」には、他のパビリオンにあるような、大音響のビデオショーやマシンがなく、ビジターは静かな空間で一息つける。
屋根のない木造のスイスパビリオン(写真)は、エキスポ2000の公式テーマ「人類、自然、テクノロジー」の企図にそい、安らぎとくつろぎのための静かなコーナーを提供している。
スイス人建築家Peter Zumthor設計のパビリオンは、角材を交互に積み重ねて建設された。釘、ボルト、接着材は一切使用されていない。エキスポが終わったら、解体され、傷付かなかった角材は、建築用資材として再利用される。
そんなパビリンの中で、「テクノロジー」を表現するのは、コーナーごとに設置されたコンピューターだ。Zumthorは、典型的なスイスの景色、情緒、伝説を呼び起こすような文学作品の引用、諺などのコラージュを木材の壁に写し出すため、250space-ageプロジェクターを使用している。
また、ビジターはエメンタールチーズ、ヒルシュザルズィツHirschsalsiz(鹿肉サラミ)など、スイスの味を試すことができる。さらに、毎日12時間、民俗楽器によるライブが行われる。
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