Keystone / Ennio Leanza
スイス・チューリヒで6月28~29日、連邦民族衣装祭りが開催された。3日間の祭典に延べ約10万人の観客が訪れた。
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祭典にはヴィオラ・アムヘルト連邦大統領が来賓として登場。スイスの伝統衣装ではなくピンクのパンツスーツに身を包み、伝統衣装を着てビュルクリ広場に集まった参加者らに「いたるところで人々が対立したりのけ者にされたりする今、このような祭典を共に実施することはより大切です」と呼びかけた。
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チューリヒのコリン・マウフ市長は曾々々祖母から受け継いだベルン州の伝統衣装を引っ張り出してきた。長い間着る機会がなく、最後に着たのは連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)の卒業式だった。
「全てを正しく着られないことも十分あり得ました」。市長は間近で「着付け」を注目されることもあるとみて、先回りで弁解した。
伝統衣装の科学
伝統衣装はそれ自体が科学だ。留め金や飾り1つひとつを正しい位置に着けなければならない。履物は必ず黒で、エプロンは完璧にアイロンをかける。
最終日の30日に開かれた式典には、16州の政府代表者や数多くの国会議員が出席した。同日のハイライトは、伝統衣装愛好会らが市中心部を練り歩くパレードだ。
スイス連邦民族衣装祭り外部リンクは12年に一度開催される。本来は2022年開催の予定だったが、新型コロナウイルス危機のため延期されていた。チューリヒ市が会場となるのは1939、74年に続く3回目。
英語からのGoogle翻訳:ムートゥ朋子
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