仏人絵画泥棒、絵画239点窃盗を自白
美術品窃盗容疑で逮捕されていたフランス人ステファン・ブライトヴィーサー(31)は、6年間でスイス16州を含む欧州6ヶ国の美術館やアートギャラリーから合計239点の絵画を盗んだことを認めた。
ブライトヴィーサーは昨年11月、仏当局の国際手配によりスイス・ルツェルンで逮捕された。ブライトヴィーサーは予算不足で警備が甘い小規模の美術館やアートギャラリーを専門に狙い、Antonie Watteau、Peter Bruegel、Fracois Boucherなど17世紀から18世紀の絵画を中心に窃盗を繰返した。仏語州スイスでブライトヴィーサーの犯行現場となった美術館およびアートギャラリーは、Sarraz城、Alexis Forel美術館、エーグル城、フリブール芸術歴史博物館、グリュイエール城など。
仏ストラスブールではブライトヴィーサーの母親ミレール・ブライトヴィーサーと、アンネ=カテリーヌ・クラインカウスが共犯容疑で逮捕された。クラインカウス容疑者は犯行時、見張り役を務めた疑い。また、ミレールは、逮捕を前に、アルザス東部の自宅近くのRhone du Rhin運河に盗んだ絵画の何点かを廃棄し、また何点かを破壊した容疑。
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