映画館ノスタルジー

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映画館「マドレン（Madlen）」。１９４９年、ザンクトガレン州ヘーアブルッグ（Heerbrugg）にオープン Edelstein

映画館「スカラ（Scala）」。１９３４年、シャフハウゼン（Schaffhausen）にオープン Edelstein

地下映画館「ケラーキノ（Kellerkino）」。１９７０年、ベルン旧市街の地下倉庫跡にオープン Edelstein

映画館「コルソ（Corso）」。１９５６年、ティチーノ州ルガーノ（Lugano）に建てられた。建築家リノ・タミ氏による建築 Edelstein

映画館「ネーフェルス（Näfels）」。１９６０年、グラールス州にオープン Edelstein

以前は「第４スタジオ」だった「チューリヒ上映室」。１９４９年にバウハウス建築様式で建てられた Edelstein

映画館「エリーテ（Elite）」。１９４７年アールガウ州ヴェッティンゲン（Wettingen）にオープン Edelstein

ローザンヌにあるスイス最大の映画館「ダス・キャピトル（Das Capitole）」。１９２８年開館当時は１０７７席を誇ったが、現在は８６７席。ローザンヌ市とシネマテック・スイス（Cinémathèque Suisse）が共同で経営を引き継ぎ、改築する予定 Edelstein

映画館「ラブニール（l'Avenir）」。ヴァレー州ル・シャブル（Le Châble）で１９４７９年から１９９０年まで営業。現在はラブニール音楽協会（Société de musique l'Avenir）の練習場になっている Ex-press

映画館「スプレンディッド・パレス（Splendid-Palace）」の入り口。１９２５年ベルンにオープン。１９８８年には地下に２室を増設。開館当初の上映室には現在、マルチメディアの会社がオフィスを構えている Edelstein

映画館「シネフォックス（Cinevox）」。１９５７年、シャフハウゼン州ノイハウゼン・アム・ラインファル（Neuhausen am Rheinfall）に竣工したマックス・ビル氏（１９０８－１９９４）による建築。,１９５８年から２００２年まで営業したが、現在はバレエ学校の練習場になっている Edelstein

映画館「ダス・ロワイヤル（Das Royale）」。１９１７年、ベルン州タヴァンヌ（Tavannes）に開館。１９９９年以降は映画館のほか、カフェ、二つの図書館、おもちゃ貸出会が入っている Edelstein

映画館「シネマ・テアトロ（Cinema Teatro）」。ティチーノ州キアッソ（Chiasso）。画家カルロ・バジリコ氏（１８９５－１９６６）が１９３５年の開館に寄せて、未来派に影響を受けた独特の壁画を描いた。１９９３年以降は劇場として使われている Edelstein

チューリヒにある映画館「ラジウム（Radium）」。スイス最古の映画館。１９０７年に建てられ、２００８年に閉館した。この場所は文化保全地区にあたり、後に普通の住宅に改築された Edelstein

グラウビュンデン州ダボス（Davos）にある映画館「アルカーデン（Arkaden）」 Edelstein

映画館「オリエント（Orient）」。１９２３年、アールガウ州ヴェッティンゲン（Wettingen）に開館。２０００年以降はある組合により経営されている Edelstein

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スイスの映画館が輝いていたころ

スイスの映画館は多くが存続の危機にある。デジタル時代の興隆で、とりわけ地方の映画館は財政難に喘いでいる。ジュネーブ出身の写真家で映画制作者のシモン・エーデルシュタイン氏は過去１０年間におよそ３００の映画館を訪ねた。写真集「ルクスとレクスとコルソ（Lux, Rex & Corso）」には、映画時代のノスタルジーが描き出されている。