スイス・エイズ・プログラム、エイズ対策強化を訴える
昨年スイスでは42人がエイズで死亡した。また、昨年のエイズ発病者数は600人だった。スイス・エイズ・プログラムは、スイスのエイズ感染は減少しているが、予防のための努力を続けなければならないと警告している。
昨年スイスでは42人がエイズで死亡した。また、昨年のエイズ発病者数は600人だった。スイス・エイズ・プログラムは、スイスのエイズ感染は減少しているが、予防のための努力を続けなければならないと警告している。
スイス・エイズ・プログラムは、エイズ感染率・発病率が減少したからもう予防など必要無いという誤った認識を持つ事が、最も危険だと警告する。そして今後は、予防対策だけでなく、感染者・発病者の生活の質の維持、職場での差別対策などを進める必要があるとしている。
今年7月南アフリカで第13回世界エイズ会議が開かれ、第14回会議は2002年にスペイン・バルセロナで開催される。スイス・エイズ・プログラムは、予防キャンペーンと医学調査を援助するための国家予算の必要性も訴えている。
国連の統計によると、世界で約4、200万人がHIV陽性またはエイズ発病者だ。
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