スイスのチューリヒで今月11日から開催されている第47回国際物理オリンピックに、90カ国から約400人の生徒が集まった。同大会は17日まで行われる。(SRF, swissinfo.ch)
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国際物理オリンピックは年に1度、14~19歳の生徒を対象に開催される。ホスト国は毎年変わり、今年はスイスとリヒテンシュタインだ。
同大会には物理が得意な高校生が参加する。事前に各国で予選が行われ、通過したトップ5の生徒が出場できる。
同大会では理論と実験問題が出題され、分野は熱力学から量子力学までと幅広い。
スイスは95年から同大会に参加して以来、金メダル2個、銀メダル5個、銅メダル19個、入賞者42名の成績を収めてきた。
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