GDPプラス0.1% リセッション逃れる
国立経済情勢事務局(SECO)が7日発表した2001年第4四半期(10月 - 12月)の国内総生産(GDP)は前期比+0.1%で、年率換算では前期の0.8%から0.4%に減少した。また、2001年の平均GDP成長率は1.3%で2000年の3%と比べて大きく減少した。
2001年最終四半期はマイナス成長が予測されていただけに、アナリストらは驚いている。が、SECOでは今年前半はスイス経済は引き続き厳しい状況にあると見ており、2002年と2003年のGDPは1.3%から2%、インフレーショは1%、失業率2.2%、と予測している。これに対し、IMFはスイス経済に関してより悲観的な分析をしており、2002年GDP成長率は0.8%から0.9%との予測だ。
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