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見た目そっくり、香りもそのまま、チョコレート切手

「さわるとチョコレートの香りが広がる。」とスイスポストのバクスターさん。 Keystone

スイスポスト(郵便局)は5月9日、スイス・チョコレート製造協会「チョコスイス」100周年記念のチョコレート切手を売り出す。現物そっくりの銀紙に包まれた15粒1シートのチョコレート切手は90ラッペン(100ラッペン=1スイスフラン)。コーティング・ラッカーには数百万滴のチョコレート・フレイバーが入っていて、切手の表面をさわるとチョコの香りが広がる。

スイスポストは昨年世界初の刺繍切手(ザンクト=ガレンの伝統工芸)を発売したが、今年は世界初の香り付きチョコレート切手を発売する。「このような特別切手を発行するのは、日頃切手収集に興味のない人の関心をひくためです。切手の収集家は減少していますが、切手の持つ高い芸術性と革新的なデザインや新しい技術はブームを再燃できると信bトいます。」とスイスポスト切手・収集ビジネスユニットのエルサ・バクスターさんは語る。

チョコスイスは1901年6月1日に創設された。現在は全国17社が加盟している。チョコスイスのフランツ・シュミッド・ダイレクターによると、スイス製チョコレートは国内シェアの81%を占め、昨年の輸出総量は65、000トンだった。

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