このコンテンツが公開されたのは、
好天気と良い雪の状態に恵まれ、クリスマスと新年にかけ多数のスキー客がスイスの山岳リゾート地を訪れた。
ヴァレー(ヴァリス)州の人気のリゾート地ヴェルビエでは、クリスマス期間中1日に2万人以上のスキー客が訪れた。リフト会社を経営するローレン・ヴォーシェール氏が2日、明らかにした。好天気に恵まれ、雪のコンディションも良かったことから、訪問者数が2018年を上回った。
ヴォー州の山岳リゾート地も同様に好調。ヴィラール/グリヨン/ディアブルレ地区でリフト会社を経営するピエール・ベッソン氏は、リゾートがほぼ満員だと語った。昨年の同時期は、冬の嵐「エレノア」や「ブルクリント」に見舞われ客足が遠のき、スキー客は1日1500人だったのに対し、今回は1日8000人だった。
ドイツ語圏の山岳リゾート地も好結果を報告している。スイス東部のフルムサーベルクでは、クリスマスから大晦日までの期間中に約7万人の観光客が訪れた。
グラウビュンデン州も同じく、前シーズンと比べスキーリフトの乗客数が5.5%増。スイス南東部のエンガディンにあるサン・モリッツのスキー場が10.6%と最も高い伸びを記録した。
ベルナーオーバーラントのマイリンゲン/ハスリベルク地区でリフト会社を経営するハンスペーター・ヴェンガー氏もまた、年末年始の業績に「非常に満足している」と述べた。
おすすめの記事
チューリヒ動物園、49歳のアジアゾウを安楽死
このコンテンツが公開されたのは、
チューリヒ動物園は12日、49歳の雌ゾウ、セイラ・ヒマリを安楽死させたと発表した。長年、健康上の問題に苦しんでいた。
もっと読む チューリヒ動物園、49歳のアジアゾウを安楽死
おすすめの記事
スイス鉄道、国外へ乗り入れせず
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦鉄道(SBB)取締役会長のモニカ・リバー会長は、自社列車で国外に乗り入れないとする同社の決定を擁護した。
もっと読む スイス鉄道、国外へ乗り入れせず
おすすめの記事
命を救う後部座席のシートベルト スイスで義務化30年
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは、30年前から車の後部座席のシートベルト着用が義務付けられている。スイス事故防止協議会(BFU)と連邦統計局の最新データによって、この安全対策の有効性が裏付けられた。
もっと読む 命を救う後部座席のシートベルト スイスで義務化30年
おすすめの記事
アムヘルト大統領、岸田首相と会談 FTA改定を改めて要望
このコンテンツが公開されたのは、
訪日中のヴィオラ・アムヘルト大統領兼国防相は7日、官邸で岸田文雄首相と会談し、日本・スイス間の自由貿易協定(FTA)改定というスイスの要望を改めて表明した。
もっと読む アムヘルト大統領、岸田首相と会談 FTA改定を改めて要望
おすすめの記事
UNRWA、「イスラエル襲撃に関与した可能性」の9人を解雇
このコンテンツが公開されたのは、
国連は5日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員9人が昨年10月7日のイスラム過激派ハマスによるイスラエル襲撃に「関与していた可能性がある」との内部調査を発表した。
もっと読む UNRWA、「イスラエル襲撃に関与した可能性」の9人を解雇
おすすめの記事
スイスで小児科医が不足
このコンテンツが公開されたのは、
スイス小児科医協会は医師が足りず、特に地方部で子どもが十分な治療を受けられなくなる可能性があると警告する。背景には柔軟な働き方を求める世代の増加や役所・企業の「官僚主義化」があると批判する。
もっと読む スイスで小児科医が不足
おすすめの記事
コロナ再流行のスイス、ワクチン不足に
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは現在、新型コロナウイルス感染症が再び流行している。それ自体はさほど深刻ではないものの、ワクチンを受けたくても薬局や診療所に在庫がない事態が発生。背景には7月初めの制度変更がある。
もっと読む コロナ再流行のスイス、ワクチン不足に
おすすめの記事
スイスで人身取引被害が増加
このコンテンツが公開されたのは、
「人身取引と闘うプラットフォーム(Plateforme Traite)」は2023年、スイスで197件の人身取引(人身売買)事案を記録した。前年比で11%増加した。
もっと読む スイスで人身取引被害が増加
おすすめの記事
スイス最高裁、中期中絶に父親の発言権認めず 「被害者ではない」
このコンテンツが公開されたのは、
妊娠中期に中絶した女性を元恋人の男性が告訴した事件で、スイスの連邦裁判所(最高裁)は25日、男性は「被害者」に当たらないとして訴えを却下した。
もっと読む スイス最高裁、中期中絶に父親の発言権認めず 「被害者ではない」
おすすめの記事
「建国記念日に花火欠かせない」半数 スイス世論調査
このコンテンツが公開されたのは、
スイス人の半数が、打ち上げ花火は8月1日の建国記念日に欠かせないと考えていることが最新の調査で分かった。しかし、回答者の大多数は個人での花火打ち上げに反対している。
もっと読む 「建国記念日に花火欠かせない」半数 スイス世論調査
続きを読む
おすすめの記事
スイス人のスキー離れに歯止めを
このコンテンツが公開されたのは、
スイスはスキーヤーの国だと考えられてきたが、実のところ雪に興味がない人も一部存在する。そういった人々の多くは、冬休みを山のゲレンデよりビーチで過ごすことを好むようだ。
もっと読む スイス人のスキー離れに歯止めを
おすすめの記事
スイスでのソリ滑り お勧めルートと注意点
このコンテンツが公開されたのは、
ソリすべりはさほど危なくないレジャーのように思われるが、実は危険性が潜んでいる。スイスでは毎年、7千人以上が捻挫、挫傷、骨折などの怪我を負っており、過去10年間では8人死亡している。
もっと読む スイスでのソリ滑り お勧めルートと注意点
おすすめの記事
スイスのスキー場 最もお得な価格で長い距離を滑れるのはどこ?
このコンテンツが公開されたのは、
スイスアルプスで、最もお得な料金で最も長いコースを滑れるスキー場はどこ?スイスインフォが各スキー場の料金と滑走距離を分析したところ、マッターホルンのお膝元のツェルマットなどは料金が割高だが、それにはわけがあることを突き止めた。
もっと読む スイスのスキー場 最もお得な価格で長い距離を滑れるのはどこ?
おすすめの記事
冬のスイス山岳リゾートの魅力を売り込む ターゲットはアジア
このコンテンツが公開されたのは、
スイスに駐在する外交官に観光大使としてスイスの魅力をアピールしてもらうためにはどうすればいいだろうか。先日、ユングフラウ地方のヴェンゲンでは、数十カ国の外交団が丁重にもてなされた。招待客はすっかりこの山岳リゾートに魅了されたようだ。
もっと読む 冬のスイス山岳リゾートの魅力を売り込む ターゲットはアジア
おすすめの記事
スイスから雪が消える?
このコンテンツが公開されたのは、
スイスではこれまで、国土のほぼ3分の2が雪に覆われていた。しかし過去20年分の衛星データによると、現在は半分に減っているという。
もっと読む スイスから雪が消える?
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。