スイス南東部エンガディン地方の村・スーシュに、現代美術を専門とする新しい美術館が2日に開館した。
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スーシュ美術館外部リンクのギャラリーは1490平方メートルを超える。中世に修道院として使われていた建物で、19世紀にはワイン醸造所も併設していた。
≫スイスの修道院はどんな生活?
≫スイス現代美術の巨匠パウル・クレー
ポーランドの起業家で美術品収集家でもあるグラジナ・クルチェク氏により創立された。同氏の所蔵する東欧のモダン、コンテンポラリーアートを展示する。
アート・ニュース外部リンクによると、同美術館は女性芸術家の作品にスポットを当てる。各種の企画展のほか「討論や調査、学習の拠点とする」(クルチェク氏)。
美術館の公式サイト外部リンクで、キュレーターは「スーシュ美術館とその活動の中心的な役割の一つは権威ある美術品や見過ごされている美術品の本来の意義を見い出すことで、他の者を黙らせる力はないが他の者の声を聞こえるようにする影響力を発掘することにある」と説明している。
スーシュはスペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路に位置する。著名リゾートであるサン・モリッツとダボスの中間地点でもある。
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アルベルト・ジャコメッティの立像シリーズ「ヴェネツィアの女」は、1956年、国際建築展覧会であるヴェネツィア建築ビエンナーレを機に制作された。今回、テート・モダンの回顧展では、60年来初めてその作品群を一緒に鑑賞できる。また、ジャコメッティが同年にクンストハレ・ベルン美術館で発表した彫刻作品2点も同時に展示されている。
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1918年5月19日、スイス人画家フェルディナント・ホドラーがジュネーブ湖畔のアパートで亡くなった。スイスでは新たな切り口で作品を見つめるホドラー展が開催中だ。「パラレリズム(平行主義)」の時代に生きたホドラーの作品と審美的な理想を称える。
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